コーヒーの種類を苦い順で選ぶなら、豆名より先に焙煎度を見ます。
苦味が強い順に考えると、深煎り、中深煎り、中煎り、浅煎りの流れです。
ただし、同じ深煎りでも、ブラックで飲むのか、カフェオレにするのか、アイスコーヒーにするのかで合う一杯は変わります。
苦味が強いものを選びたい人は深煎り、ほどよいコクなら中深煎り、苦味を避けたい日は浅煎り寄りを見ます。
この記事では、コーヒーの種類を苦い順で見ながら、買う時に見る表記と飲み方別の選び方をまとめます。
コーヒーの種類を苦い順で選ぶなら深煎りから見る
苦味の強さを決める中心は、豆名より焙煎度です。
最初に見るのは、深煎り、中深煎り、中煎り、浅煎りのどこにあるかです。
一番苦い軸は深煎り
強い苦味を選ぶなら、深煎りを見ます。
深煎りは香ばしさ、コク、後味の重さが前に出ます。
たとえば、フレンチローストやイタリアンローストと書かれているものは、苦味が強い側です。
エスプレッソ、アイスコーヒー、カフェオレ向けと書かれている豆も、深煎り寄りが多くなります。
苦い一杯を選びたい日は、豆の名前より先に「深煎り」「ビター」「力強い」「ダーク」などの表記を見ます。
この表記があれば、苦味の強い側として判断します。
中くらいは中深煎り
苦すぎる味を避けるなら、中深煎りを基準にします。
中深煎りは、苦味と甘みのバランスを取りたい日に合います。
ブラックでも飲みやすく、ミルクを少し入れても薄くなりません。
毎日飲む一杯なら、いきなり深煎りに振り切るより中深煎りから選びます。
味の説明では、「コク」「チョコ」「ナッツ」「ほどよい苦味」などを見ます。
強い焦げ感ではなく、香ばしさを楽しむなら中深煎りを選びます。
軽めなら浅煎りを選ぶ
苦味を避けるなら、浅煎りを選びます。
浅煎りは苦味より酸味や明るい香りが出るため、軽い飲み口になります。
ただし、酸味が苦手な人には合わない場合があります。
酸っぱい味が苦手なら、浅煎りではなく中煎りを見ます。
フルーティ、華やか、明るい酸味と書かれている豆は、苦味控えめの方向です。
苦い順で見るなら、浅煎りは最後に置きます。
豆名より焙煎度を先に見る
豆の名前だけで苦い順は決まりません。
マンデリンでも浅めに焙煎すれば軽くなり、ブラジルでも深煎りなら苦味が前に出ます。
マンデリンはコク重視で選ぶ
マンデリンは、苦味とコクを感じたい日に候補になります。
酸味が控えめで、重ための風味として紹介されることが多い豆です。
ブラックでどっしり飲みたいなら、中深煎りから深煎りのマンデリンを見ます。
ミルクを入れるなら、深煎り寄りを選ぶと味が薄まりません。
苦い順で上に置くなら、マンデリンの深煎りです。
ただし、苦味だけでなく土っぽい香りやスパイス感も出るため、味の説明を読んでから選びます。
ブラジルは苦味と甘みで選ぶ
ブラジルは、苦味と甘みのバランスで選びます。
強すぎる苦味より、ナッツやチョコのような香ばしさを楽しむ日に合います。
深煎りのブラジルなら、しっかりした苦味に寄ります。
中煎りなら、苦味は中くらいで、毎日のコーヒーに使う一杯になります。
初めて苦味のある豆を買うなら、ブラジルの中深煎りを見ます。
強い苦味に進む前の基準として使えます。
モカは酸味寄りで判断する
モカは、苦味より香りや酸味で選ぶ豆です。
苦い順で見るなら、深煎りのマンデリンやブラジルより下に置きます。
フルーティ、華やか、ワインのような香りと書かれている場合は、苦味より酸味寄りです。
苦味を求める日には、モカ単体よりブレンドを選びます。
苦味が苦手な人にはモカが合うこともあります。
ただし、酸味が苦手なら、モカよりブラジルやブレンドを見ます。
飲み方別に苦味を決める
同じ豆でも、飲み方で苦味の感じ方は変わります。
ブラック、カフェオレ、アイスコーヒーで、選ぶ焙煎度を変えます。
ブラックは中深煎りを基準にする
ブラックで飲むなら、中深煎りを基準にします。
深煎りを選ぶと苦味が強くなり、浅煎りを選ぶと酸味が前に出ます。
毎朝の1杯なら、中深煎りのブレンドを選びます。
苦味と香ばしさがありつつ、後味が重くなりすぎません。
苦味をもっと強くしたい日は、深煎りへ進みます。
苦味が残りすぎる日は、中煎りへ戻します。
カフェオレは深煎りを選ぶ
カフェオレにするなら、深煎りを選びます。
ミルクを入れると苦味がやわらぐため、豆の味が少し強いほうが残ります。
ブラジル深煎り、マンデリン深煎り、深煎りブレンドは、ミルクと合わせる候補です。
チョコ、ナッツ、ビターと書かれた豆なら、牛乳に負けない味になります。
ミルク多めの日は、粉量を少し増やします。
苦味を控えたい日は、豆を変えるよりミルク量で調整します。
アイスコーヒーは濃さを見て選ぶ
アイスコーヒーは、深煎りを選ぶと味が残ります。
氷で薄まるため、ホットより苦味を強めに見ます。
苦味が好きなら、フレンチローストやアイスコーヒー向けの表記を選びます。
すっきり飲みたい日は、中深煎りで抽出を濃くしすぎません。
氷をたくさん入れるなら、濃いめに抽出します。
苦すぎた場合は、氷を増やすのではなく、湯量や粉量を見直します。
買う時は表記をこの順で見る
コーヒー豆を買う時は、見た目の名前だけで決めません。
焙煎度、味の説明、抽出方法の順で見ます。
最初に焙煎度を確認する
最初に見るのは焙煎度です。
深煎りなら苦味が強く、浅煎りなら苦味は軽めと判断します。
表記が細かい場合は、フレンチローストやイタリアンローストを苦味が強い側に置きます。
シティローストやフルシティローストは、苦味とコクを楽しむ側です。
焙煎度が書かれていない時は、味の説明を見ます。
ビター、ダーク、香ばしい、コク深いという言葉があれば、苦味寄りと考えます。
次に味の説明を読む
焙煎度の次は、味の説明を読みます。
同じ深煎りでも、苦味の質が違うためです。
チョコ、ナッツ、カラメルと書かれている豆は、香ばしさや甘みもあります。
スモーキー、ダーク、力強いと書かれている豆は、苦味が強い側です。
フルーティ、明るい酸味、華やかと書かれている豆は、苦味より酸味を見ます。
酸味が苦手な人は、この表記を避けます。
最後に抽出方法を合わせる
最後に、自分の抽出方法に合うか見ます。
ペーパードリップ、フレンチプレス、エスプレッソ、アイスコーヒーでは味の出方が変わります。
苦味を強く出したいなら、細かめの粉や濃いめの抽出に寄せます。
苦味を控えたいなら、粉を細かくしすぎず、抽出時間を長くしすぎません。
買う時の順番は、焙煎度、味の説明、抽出方法です。
この順で見れば、豆名だけで迷う時間を減らせます。
苦すぎる時は濃さを変える
選んだ豆が苦すぎた時は、すぐに豆を捨てる必要はありません。
粉量、湯量、ミルクで味を調整します。
粉量を減らして苦味を下げる
苦味が強すぎる時は、粉量を少し減らします。
同じ豆でも、粉が多いと濃く出て苦味を強く感じます。
いつもより粉を少し減らし、同じ湯量で抽出します。
味が軽くなりすぎる場合は、次回から少し戻します。
いきなり大きく変えると、味の違いが分からなくなります。
調整は粉量から小さく変えます。
湯量を増やして後味を整える
後味の苦味が残る時は、湯量を少し増やします。
濃すぎる抽出を薄めると、苦味の角が下がります。
ホットなら、抽出後に少しお湯を足します。
アイスなら、氷だけで薄めず、水やミルクの量も見ます。
深煎りの香ばしさは残したいけれど苦すぎる日は、湯量で調整します。
豆を変える前に、濃さを先に見ます。
ミルクを入れる日は深煎りを使う
ミルクを入れる日は、深煎りを使います。
中煎りや浅煎りだと、ミルクに負けて味がぼやけることがあります。
カフェオレなら、深煎りブレンドやブラジル深煎りを選びます。
苦味をしっかり残したい日は、マンデリン深煎りを見ます。
もっと苦味の理由から確認したい場合は、コーヒーの苦い順を理由から理解する記事で、焙煎度と濃さの関係を先に見ます。
酸味を避けて選びたい日は、酸味の少ないコーヒー豆の選び方も合わせて確認します。
まとめ
コーヒーの種類を苦い順で選ぶなら、最初に見るのは豆名ではなく焙煎度です。
強い苦味なら深煎り、ほどよい苦味なら中深煎り、苦味を控えるなら中煎りから浅煎りを見ます。
マンデリンはコク重視、ブラジルは苦味と甘みのバランス、モカは酸味寄りとして判断します。
ブラックなら中深煎り、カフェオレやアイスコーヒーなら深煎りを選ぶと、飲み方に合う一杯になります。
買う時は、焙煎度、味の説明、抽出方法の順で見ます。
次に選ぶ時は、苦味の強さだけでなく、ブラックで飲むのか、ミルクを入れるのかまで決めてから豆を選びます。

