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「天地始粛」(てんちはじめてさむし)

「天地始粛」(てんちはじめてさむし)

処暑の次候は「天地始粛」(てんちはじめてさむし)
暑さが落ち着いてくる時期
8月28日~9月1日頃

朝夕だけでなく日中も少し過ごしやすくなりましたね。

候の末日の9月1日は防災の日です。
関東大震災の日にちなみ日ごろの防災意識を高めようと制定された日ですが、
この時期は台風も多いので特に気をつけたいですね。

台風は昔、「野分」(のわき)と呼ばれていました。
野の草を分けるように強い風が吹くという意味ですが、
元々立春から数えて二百十日は台風がよく来る日として
かなり昔から警戒されていたようです。

大和暦を作った渋川春海も、当初はこの二百十日を
暦に取り入れていなかったのですが、
伊勢の船長の訴えにより復活させたそうです。
船乗りにとっては台風など最も警戒するものですから。

ちなみに今年の二百十日はちょうど9月1日です。

皆様もくれぐれもお気をつけくださいm(__)m

2015-08-30 12:56:27

二十四節気と七十二候   |  コメント(0)

 

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