菓子と珈琲 朔

龍野城下町にある古民家カフェ|たつの市 菓子と珈琲 朔(さく)

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二十四節気と七十二候

二十四節気と七十二候 朔のこと レシピ
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玄鳥去

「玄鳥去」(つばめさる)
つばめが南へ渡っていく時期
9月18日~9月22日頃

つばめは普通「燕」という漢字を使いますが、ここでは玄鳥と書かれています。
「玄」は黒いという意味があるので、燕の背中の黒を意味しているのでしょうね。
たつの近辺では燕もすでに旅だったようです。
また来年元気に戻ってきてくれるといいですね(^_^)

朔の庭の苔も夏場の強い日差しで枯れてしまってましたが、
日が傾き所々影ができたりで、元気に復活してきました。

2015-09-19 11:17:06

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白露 草露白 鶺鴒鳴

季節は中秋。
節気は「白露」(はくろ)

「白露」の初候は「草露白」(くさのつゆしろし)です
9月8日~9月12日頃
露が白く光る時期

次候は「鶺鴒鳴」(せきれいなく)
9月13日~9月17日頃
鶺鴒が鳴く時期

夏の暑さもどこえやら、すっかり涼しくなり
夜空を眺めるにも最適の季節です。

旧暦八月十五日の満月は中秋の名月と呼ばれますが、
今年は9月27日が十五夜にあたります。
もっとも満月は翌9月28日になります。

「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」
と言われるほど昔から愛された中秋の名月。

今年は9月15日か16日頃から西に細い月が見えますので、
毎日変わっていく様子を楽しんでみるのも一興では?

2015-09-14 18:16:33

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「禾乃登」(こくものすなわちみのる)

「禾乃登」(こくものすなわちみのる)
稲が実る時期
9月2日~9月7日頃

実るほど頭を垂れる稲穂かな
天に向かって伸びていた稲も
稲穂ができて少し頭をもたげてきましたね。

日本は昔「秋津島」(あきつしま)と呼ばれていたそうですが、
秋津とはトンボのことです。
神武天皇が日本のカタチを見てトンボのようだと言ったからとか、
稲穂が実りトンボが舞う姿が豊かな国を表しているとか、
諸説あるようですが、情緒ある後者がいいですね(^_^)

秋は実りの季節ですね。

2015-09-05 11:39:30

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「天地始粛」(てんちはじめてさむし)

処暑の次候は「天地始粛」(てんちはじめてさむし)
暑さが落ち着いてくる時期
8月28日~9月1日頃

朝夕だけでなく日中も少し過ごしやすくなりましたね。

候の末日の9月1日は防災の日です。
関東大震災の日にちなみ日ごろの防災意識を高めようと制定された日ですが、
この時期は台風も多いので特に気をつけたいですね。

台風は昔、「野分」(のわき)と呼ばれていました。
野の草を分けるように強い風が吹くという意味ですが、
元々立春から数えて二百十日は台風がよく来る日として
かなり昔から警戒されていたようです。

大和暦を作った渋川春海も、当初はこの二百十日を
暦に取り入れていなかったのですが、
伊勢の船長の訴えにより復活させたそうです。
船乗りにとっては台風など最も警戒するものですから。

ちなみに今年の二百十日はちょうど9月1日です。

皆様もくれぐれもお気をつけくださいm(__)m

2015-08-30 12:56:27

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処暑 綿柎開

節気は「処暑」(しょしょ)
処は落ち着くという意味だそうです。
確かに少し暑さがやわらいで、風がさわやかになりましたね。

処暑の初候は「綿柎開」(わたのはなしべひらく)です。
8月23日~8月27日頃
綿の実がはじけ、綿花がのぞく時期。


玄関に可愛い訪問者が(^_^)・・・
カナヘビです。



龍野はまだまだ自然が多いので色々な生き物が訪ねてきてくれます。
(後ろ向いてますけどね(~_~;)・・・)

特に朔の庭はカナヘビがたくさんいます。
エサになる虫も多いということでしょうが。

色々な生き物と共に四季を暮らしをしていると、あらゆる命が愛おしく思えたりします。

もちろんお客様の安全や商品の衛生は最優先ですが、
もし店内で遭遇しても驚かずにそっとしておいていただけると助かりますm(__)m


2015-08-24 15:20:39

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「蒙霧升降」(ふかきりまとう)

立秋の末候は
「蒙霧升降」(ふかきりまとう)です。
8月18日~8月22日頃

夏が終わると庭の雑草達も命のバトンを繋ごうとします。



画像はアカカタバミとその花です。
カタバミは自分の家紋でもあるのですが・・・

抜きます!

カタバミは、方喰、傍食、片喰など色々な漢字があてられますが、
夜になると葉を閉じて片方が食べられたように見えるところからついたそうです。

葉を閉じることを睡眠運動と呼ぶのですが、
同じ雑草のコミカンソウ(写真はエナガコミカンソウ)も睡眠運動をします。
コミカンソウは小さなミカンのような種をつけることからきた名前です。






話がそれましたが、、
種が広がる前に非情になって抜きます(笑)

2015-08-19 21:43:09

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寒蝉鳴

寒蝉鳴(ひぐらし なく)

立秋の次候は「寒蝉鳴」(ひぐらしなく)です。
蝉のひぐらしは「蜩」という漢字がありますが、
「寒蝉」と書いてひぐらしと読ませています。

「寒蝉」はつくつくぼうしのこと言う場合もあるそうです。
時期的にはつくつくぼうしの方が夏の終わりのイメージですね。

でも、夕暮れに聴く「かなかなかなかな・・・」という声は、
日中の暑さを忘れさせてくれます。

14日は龍野城下町の旧脇坂屋敷周辺で「武家屋敷通り燈火会」があります。
情緒あふれる街並みをお楽しみください(^_^)

画像は牡丹の種です。
残った花が一つだけ結実しました。
ご希望の方にはお分け致しますのでお申し出ください。
ただ、牡丹を種から育てると花を咲かせるまで10年近くかかるそうですよ・・・

2015-08-13 11:09:55

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立秋 初候 涼風至

節気は立秋。
立秋の初候は「涼風至」(すずかぜいたる)です。

とはいえ、連日すさまじい猛暑です。。。

涼しさを求めて僅かな秋の気配を探してしまいますね。

夕暮れに鳴く蜩(ひぐらし)の声。
咲き始めた秋桜。
少しずつ早くなる日没。

どんなに暑くても季節は進んでます。
残暑厳しいおり、お身体ご自愛くださいm(__)m

2015-08-08 11:22:03

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